2011-08-10 23:15:43
"Clean up the Bell housing"
エンジンが降りた状態でのお約束がベルハウジングのお掃除。
内側を綺麗にする時はスターターを外して掃除します。
そのタイミングでスターターもお掃除。
内側に留まらず外側も一周お掃除がうちでの定番。
ブレーキクリーナーの消費量もエリア1の噂?
先日、9日にご紹介した内容の中にあった、スラストシャフト溶接部分への疑いは画像の溶接部分でしたが問題なしです。
しかし、問題箇所が一点。
クラッチを切る際、プレッシャープレートの不良が原因で通常の位置とは大きく異なる位置からスラストベアリングがプレッシャープレートを押していた為にガイドスリーブが痛んでしまっていました。
普段、クラッチ等に問題がない場合でもこちらの ※1ガイドスリーブ に若干の摩耗がみられる事があるため、 ※2見積もりの時点でガイドスリーブに手を入れる必要がある と考えていましたが、予想を遥かに上回る状態だった為、急遽、交換する事にします。
これも1mmの違いが生んだ代償です、、、
※1 1971年に大きくスラストベアリングの構造が変更となった際,
スラストベアリングの内側にガイドスリーブが採用された。
※2 1971年以降のクラッチ関係をレイトタイプと呼んでいますが、
そのレイトタイプの中でもレイトタイプになるとガイドスリーブが樹脂に
改善されています。
こちらは今の所、割れた事もすり減っってしまった事もありません。
(3.88:1のファイナルが採用されたS/Aのミッション好きな私タカヤマ
シュウジですが、このガイドスリーブが備わってる事も理由の1つです)