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ガイドチューブの交換
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先日紹介したフロントフードラッチ。
そうなると気になってくるのがフロントフードリリースケーブルのガイドチューブです。手に入るんですね♪って印象を受けるアイテムです!

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数多くの車両のガイドチューブは硬化して画像のように割れてしまってるのでは?と思われます。室内側でレバーを引っ張っても、「あれっ開かない!」っなんて事を経験されてる方も多いと思います。そんな状態の方にはオススメの商品です!

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交換後に室内からレバーを引っ張ると「カシャ」とフロントフードが上がるようになりました!この普通の事がとっても気持ちいいですね♪

フロントフードリリースケーブルガイドチューブ ¥1,500-
作業工賃                   ¥4,200-
合計請求金額                 ¥5,700-
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フロントフードラッチ
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'67年までのビートルのフロントフードロックメカニズムはフロントフード裏にあるラッチのロックピンがボディー側の取付けられたロックメカニズムに納まるのみでしたが、'68年以降に採用されたフロントフードラッチにはレバーが新設され、ロックピンを解除してもレバーがボディーに引っ掛かって開かないようになりました。そのためボタンを押してレバーを解除してから開ける必要があります。
フロントフードも'68年から短くなることから、それまでのモデルに比べて走行風で巻き上がる風の影響も考慮してなのでしょうか?
そんなボタンに設けられたツバが半分近く欠けてしまっていました。

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そこで割れや欠けのない状態の良い物を旧ガレージ(今は置き場と化した?)にてGET!

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問題のレバー部分を分解。
スプリング等に若干の変更点があるようです。
以前ご紹介したBOMORO vs KIEKERTのように製造メーカによる違いではなさそうなので、当初備わっていたスプリングにて組み込む事にしました。

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レバー部分を外したのにはもう1つ理由があります。

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レバー部分が押し出す事によって出来た歪みです。
手元にあったものは2個共同様の状態でしたので高山鈑金にて修復。

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それら全てを元通り?いや、気持ちのいい状態で組み込んで取付の準備完了。
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何色?
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確かに相当な年数が経過してるので賛否両論あるのですが、自分は色付けされた配線がとにかく大好きであります。車両に備わってる配線を全て取り外し、PVCチューブから取り出すと全然問題なく使える部分もありちょっと嬉しくなります♪

欧州規格なのか?ドイツならではなのかは定かでないですが、空冷VWに備わってるカラーバリエーション豊かな配線と同様の色見を持った配線を今も購入する事が出来ます。
とは言ってもそれなりの量を購入する事になるとお値段もなかなかのものでして現在思いとどまり中。そうは言っても購入してしまう事になる事がすでに何となく分かっています。

今後、配線等を使用するような修理の際、請求書に配線代を記入せて頂く事になるかと思います。よっぽどな内容でない限り数百円程度なんですが、本来備わってる色見の配線と揃ってたほうが自分は気持ちよく感じますので揃えられない色見の配線もありますが、その方向で行く事にします。

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そんな色見の配線で最近悩んだ事を紹介。
スタンダードグレードのワイパーはモーターとスイッチが1段階式でそれ以外は2段階式のワイパーモーターとスイッチが備わっているかと思いますが、この1段階式のワイパーの配線の色見が何色なのか?って事。

1段階式と2段階式の特徴的な部分のみの違いをアバウトに紹介すると、
'71までの2段階式 53/黒 53a/黒紫 53b/黒黄
'71からの2段階式 53/黒 53a/黒白 53b黒/黒黄
'71からの1段階式 54/黒? 54d/黒紫?黒白?黒黄?それ以外?
って感じで気になりませんか?

手持ちのスタンダー用のワイパーモーターにたまたま配線が備わっていたので確認してみた所'71までに採用されていた黒紫の配線が備わっていましたので54/黒 54d/黒紫で正解かと思います。ワイパーアームもスタンダードは旧型の物が採用されているのですが、そこに加えて配線も旧型のものを採用している事に共通のリンクを感じました♪



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掃除
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夜になって風も落ち着いた時間を見計らって板金塗装を終えた車両の室内をエアーガンとナイロンブラシ片手に掃除機を使って掃除しました。
ある程度の段階でガレージの床は鈑金屋さんのような状態に。
80%程終えてから気が付いた事はマスクをして作業するのを忘れていた事。
おかげで鼻の中パサパサ、お口の中シャリシャリ、頭ジャリジャリ♪
今日は足早に犬の散歩して早く帰ってシャワーを浴びようと思います!



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スラストシャフト交換 ('61-'70を’71-へ) 2/2
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備わっていたスラストシャフトを分解してみると、シャフトを支持していたブッシュ類等も通常みられる以上に摩耗している状態にありました。
そのスラストシャフトの状態に加えて、
1,十分な状態にあるクラッチディスク。
2,変摩耗してしまったリングを外せば'71-として問題なく再使用可と判断したプレッシャープレート。
以上の条件に加え、純正の中古で'71-のスラストシャフトのストックがある事等から、スラストベアリングのガイドスリーブと'71-のスラストベアリングの購入のみで従来よりもより良いメカニズムにて修理する事が可能となる事から変更して修理する事にしました。
備わっていた物とはレバーの角度等も異なる為、付け替える事無くASSYで交換する必要があります。

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構造的に十分肉厚もある'71-のスラストベアリングの支持部分ですが、こちらも本来のRを描いた状態から摩耗してしまい、フラットになりつつあるものを過去何度と見ました。
そういった状態になったものからヒントを得て、うちでは画像のように一手間加えて組付けるようにして対応しています。

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スラストシャフトを'61-'70までのアーリータイプのものから'71-のレイトタイプのものに組み替える事が可能になったのも、'71-に備わるスラストベアリングのガイドスリーブにならって製作されたこのスラストベアリングアダプタースリーブあってです。
本来のスリーブはボルトで取付けるのですが、ミッションケース自体も合わせて改良されてる為、-'70までのものに取付ける事が出来ませんでしたが、ドライブシャフトシールを取り外した箇所にこのスリーブを打ち込む事でそれが可能になりました。
本来のシールが使えなくなる変わりに径の異なるシールをスリーブ内に組み込む事で問題を解決した画期的なアイテムです。

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これまでに取付けた事がなかったので、実際に取付けてみたいと以前から思っていいました。(皆さんいろいろな機会を沢山下さい♪)
シールがズッコケてしまったり等ミッションオイル漏れの事例もあるようで問題もあるようですが、目の当たりにした訳ではないので何とも言えません。
一般的なシールに比べてドライブシャフト部分に組み込まれるシールは幅が厚く重厚に出来ていますが、これはドライブシャフト自体の遊びを考慮しての構造からでしょうか??
そう考えるとエンジンが搭載された状態では問題ありませんが、載せ下し時のの作業内容に注意してあげる事で問題なくなるのでは?と思いました。
何はともあれ実際に装着して様子を見てみる事にします。


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個人的な意見です。
何も調べずですが、個人的な記憶ではアメリカのRANCHO performance transaxelsが古いメインシャフトのナット止めケースを使用して重いプレッシャープレートを-'70までのアーリータイプのシャフトで押す改善策として15年程前から考案して組付けていたのではないかと思います。15年位前から個人的に持ってるミッションにも備わっていますしPRAに参戦されてる車両にも備わっていました。何度とエンジンの脱着を繰り返しハードに扱ったりしても問題なく使用出来ていましたので、機会があればと思っていた個人的に実績のあるアイテムです。
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