2012-03-22 23:36:04
プッシュロッド
先日のプッシュロッドチューブ交換作業の際、備わっていた純正のプッシュロッドが潰れてしまってる事に気が付きました。カムはENGLEのW110、バルブサイズはストックでバルブスプリングはシングルといった内容のエンジン。10年10万キロ問題なく走れるロングライフを意識した内容のエンジンで同様のトラブルに見舞われた事は知る限りなし。
このエンジンは組まれてから約10年程経過したエンジンで、その間に幾度となくドラッグレースにも参戦し問題なく今に至るのですが、なぜ今回のような事が起きたか考えてみた。
と、言うよりも考えてみると同時に印象的な原因と思われる光景が頭の中にはっきりと表れた♪スタートの際に足がつって走れなくなってしまうという滑稽な姿を披露したカリスマ?の姿を!
この時、激しいオーバーレブによってサージングを起こしプッシュロッドを叩いてしまった事が原因と思われます。でもこういった問題のおかげあって純正プッシュロッドに対する耐久性の価値観をより確立的なものにするデータ収集が出来ました。
加えて最近バルブスプリングとプッシュロッドの貴重なKhow-Howをタクシマさんから教えて頂いたのですが、とっても興味深い内容で是非試してみたいと考えています。