2013-07-19 23:58:05
ビートルでヨーロッパの街へ
ここ数日は比較的過ごしやすい気温ですので、ハードな仕事をこなすにはチャンスだと思ってはいるのですが、何かとやる事があって思うようにいかないです。これまで思い通りになった事もないのですが。。。
同様にEUROPEの事もサクサク更新して、イベントの模様を画像でドーンと紹介してしまおうと思ってはいるのでやりましょう!
なかなかどうしてここまで追い込まれる事もそうそうないでしょうランキングに最近ランクインしたと言えば、昨年のHOT ROD CUSTOM SHOW 2012でした。あれは痩せれました♪
そして別の意味でそれを上回るのが今回の訪欧の初日です。
非常に限られた時間の中で1976年に有効が切れたままになっているBEETLEを永い眠りから覚まし、2週間に渡って旅を共に出来るようにするというのですから普通じゃないです!
正直、誰も出来ないのではないだろうか?と思うくらいの事を約8時間でやったと思います。
普段のうちでの最低限を上手くフィードバック出来たと思います。
そんな初日の次の日、前日に知り合ったTOMさん夫婦と朝食を共にして一緒にBBTへ。到着するやいなや感じたのはやはり今日は作業するような感じでないって事♪前日の以上の騒ぎです。
早速、残されたエンジンルームと電気関係の作業に取り掛かりエンジンに火を入れました。片方のテールパイプが朽ちてしまっていたのでケタタマしい音と共に内部の錆がこれでもかと噴出!
まさに久しぶりに火が入る瞬間を味わいました。
この瞬間ってエンジンがどんな具合か把握が出来る瞬間でもあって、ワクワクと緊張が入り交じる何とも言えない時なんです。
数分エンジンとにらめっこしながら空吹かしを行い、簡単にアイドリングを調整。「うん、悪くない!」ホッとするどころか嬉しくなった!それを想定してのパティナなスウェーデン仕様を確かめる目的があったからだ!
舞い上がりつつも、すぐに工場の外へ移動。
しばらくして、お水と洗剤を床に撒いてブラッシングが始まった。
外に出してから、その場で少し作業しても大丈夫か確認をとってキャブレターを分解し洗い油で洗浄してエアーを吹いて再度組付けた。
それと気になっていたタイヤをどうするか検討することに。
リアは問題なさそうなミシュラン165が備わっていたのですが、フロントは片方がカチカチなバイアスで逆が155のやれやれなラジアルだったからせめてフロントだけでも左右揃えられたらと思っていた。これは渡欧前に分かっていたので、相談した所、何か中古があるからとの事だったが、そんな感じではなさそうでしたのでこれ以上迷惑はかけまいと選択肢を絞る事にした。
とりあえず、タイヤの組替えは隣町のタイヤ屋さんに行かないといけないとの事でしたので、そこにバイアスでもラジアルでも装着可能そうなタイヤの在庫があるか確認してもらったが返事はなし。次に少し高価だが155のラジアルならここに在庫があるのでと提案を受けた。
現行で155のタイヤがある事を知ったので、試してみましょうってことで購入決定!早速後ろに積んでって、おっ!ぴったりじゃん。
そして隣町のタイヤ屋さんまで試運転を兼ねてドライブする事に!
隣町と言ってもナビの指示では高速道路に乗って向うという内容でうちを例にすると千葉北インターから成田空港に行く感じです。
約30分位で無事にタイヤ屋さんに到着。
ところがお昼休みのようで店が閉まっていたので、こちらも近くのスーパーで時間をつぶしつつ価格帯の調査をしました。
試しに買ったヨーグルトが大正解♪中には大粒のレーズンが混ざっているのですが、レーズンが嫌いな人は本当に駄目かもしれないが、そうでない人はレーズンが好きになる位レーズンの美味しさを教えてくれる代物でした。日本で売れば当たりそう、レストランとかにももってこいです。
周辺探索を終え戻ってみると開店していましたので、交換を依頼。
静かな街の通りにも面してない所にあるお店だったのですが、スタッフの人数とその忙しさに驚きました。さっきのお昼休みから考えられない位のギャップです。
工場内にインパクの音が鳴り響いていたので、少し心配していたのですが、しっかりとホイールキャップリムーバーを用いてホイールキャップを取り外し、インパクトを使わずに作業していました。トルクもバッチリです。当たり前のように古い物から新しい物までさらっと対応する姿にポッとしました。